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教育学研究科 専門職学位課程
高度教職実践専攻 (授業力開発コース)
2023年度 修了
早速ですが、普段どんなお仕事をされているのかお聞かせいただけますか?
私は中学校の学級担任をしており、また現在は剣道部の顧問もしています。それに加えて、校内では現職教育の研究も行っています。
ありがとうございます。それでは、大学院に進学されたきっかけや、進学を決意された理由についてお聞きしてもよろしいでしょうか?
5年ほど前から教職大学院に進学したいと思っていました。日々の業務に追われている中で、もっとじっくりと現代の授業の姿について学びたいと思い、進学を決めました。
なるほど、進学には準備が必要だったんですね。ご家庭との調整もあったのでしょうか?
教職大学院には5年以上の教職経験が必要でしたし、受験前に過去の資料を整理する必要もありました。日々の忙しさに追われてなかなか準備が進まなかったのですが、タイミングが合ったこともあり、ようやく実現しました。
そういう背景があったのですね。それでは、香川大学の教職大学院を選んだ理由をお伺いできますか?
私の専門は英語ですので、生徒に英語の楽しさを伝える方法を模索していました。また、GIGA端末の普及によりICTの活用が進む中、自分が十分に活用できているのかという疑問がありました。教職大学院では、ICTを使った生徒の学習力向上について実践的に研究したいと考えていました。
そのような目的を持って入学されたんですね。実際、大学院で学んで良かったことは何ですか?
教材開発やカリキュラム編成、道徳教育、ICT活用など、学校現場ですぐに活かせる学びが多かったです。また、校種を超えた学び合いができたことも大きな魅力でした。
他の校種の方々と学ぶことで新たな気づきがあったということですね。どのような気づきがありましたか?
特別支援教育の先生から英語の授業の進め方について新たな視点をもらったり、学部卒の若い院生たちから、私の授業に対して気づきやアドバイスをもらったりしました。普段接することのない立場の人たちから意見をもらえるのは貴重な経験でした。
それは素晴らしいですね。大学院で学んでいる中で、特に印象に残った授業はありましたか?
授業では、特に教材開発やカリキュラム編成に関する内容が役立ちました。児童・生徒の理解を深める方法や、現代の教育環境に即した授業の進め方を学べたのは大きな収穫でした。
素晴らしいですね。それでは、学びを進める上で支えになったことはありますか?
やはり、仲間とのつながりが非常に励みになりました。LINEで進捗を共有し合いながらお互いに励まし合って進めています。それがとても助かっています。
仲間と励まし合いながら進めるのは大きな力になりますね。ちなみに、大学院に通っているときに、便利だった施設や利用した制度はありましたか?
一番便利だったのは図書館です。静かな環境で、参考書や資料が手に届くところにあったので、研究がとても捗りました。また、学生証を使って交通機関の学生割引が利用できたのも嬉しかったです。
学生証が使えることで、少し学生気分も味わえましたね。それでは、これから大学院に進学しようと考えている方に向けて、アドバイスをお願いできますか?
教職大学院での学びは、自分の仕事にとっても、人生全体にとっても非常に有意義で実りのある時間です。ぜひ、学びを楽しんでほしいと思います。
ありがとうございます。では、最後にもしお伝えしたいことがあればお願いします。
大学院に通うことで、学生という立場を再び体験でき、生活が充実しているのを感じました。それが、次の仕事へのモチベーションにも繋がります。進学を迷っている方には、ぜひチャレンジしてほしいですね。
本当に学生時代を楽しんでいる様子が伝わってきます。貴重なお話をありがとうございました!
ありがとうございました!