テーマ別体験談

学べてよかったと思ったこと

大学院で学んだからといって、服を着替えるように急に自分が変わるっていうことは難しいと思うのですが、今まで着たことのなかった服を着せてもらえるような感覚はすごくあって、すごく勉強になりました。研究もやったことはなかったし、論文も書いたことがありませんでしたが、トライしてみて色々な方に助けてもらいながらやり遂げることができたというのはすごく大きかったです。

(地域マネジメント研究科)

ずっと臨床の現場でやってきましたので、現場での実践力っていうのは長く経験してきたことで持っているかなと思うのですが、大学院で理論とか倫理とかもう一度立ち返って学んだときに、やっぱり私がやってきたことは間違ってないんだと思えたり、なかなか自分ができても人に説明するとうまくいかないことも多いので、そういう理論を使ってこれから臨床の現場で後輩育成だったり、教育の面でももっと説得力や根拠を持って伝えることができるのかなと思っています。

(医学系研究科)

現場にいるだけでは知識がなくて分かっていなかったところを理論と結びつけるという視点だとか、論文の読み方だとか、今まで学んでなかったことをしっかり学べるというところがよかったと思うのと、様々な先生方との出会いかなと思っています。

(教育学研究科)

一番良かったと思うのは様々な校種の先生たち、学部卒の院生たち、それから香川大学の先生たちと知り会えたことで、本当に人とのつながりにおいてとても貴重なものをいただいた気がします。今後、そういったつながりは大切にしていきたいし、また何かの励みや勇気になればと思っています。

(教育学研究科)

この大学院で学べて良かった点は、日常業務に追われる中で学問を深める貴重な機会が得られることです。税理士として実務的な学びは必要ですが、それを超えて学問を掘り下げられる時間は貴重です。また、指導教官から論文執筆や研究に対する具体的なアドバイスを受けられる環境は非常にありがたく感じています。一方で、ゼミ仲間がいないため孤独を感じることもありますが、指導教官の存在が大きな支えとなっています。

(創発科学研究科)

良かった点は二つあります。まず、リモート授業に柔軟に対応しているため、仕事と学業を両立しやすい点です。社会人にとって授業時間に間に合わない場合でもリモートで参加できるのは、大変助かります。次に、長期履修制度を利用すれば修業年限を4年間に延長できるため、結婚や妊娠、子育てなどライフステージの変化に対応しやすい点です。また、先生や家族へ早期に相談することで親身にサポートを受けられたので、開放された研究室を活用して集中的に研究や議論が行える環境を得られたことも魅力的です。

(創発科学研究科)

大学院で学んでよかったことは、性別や年齢、国籍に関係なく、学びたいという共通の意欲を持つ人との繋がりができたことです。学問が誰にでも平等に開かれていることを実感しました。また、最先端の研究手法や機器を自由に使える環境が整っており、研究に対する満足感を得ることができました。

(農学研究科)

大学院で学べてよかった点として、特に印象的だったのは、香川大学の博物館での活動と「昆虫福祉」という新たな研究分野への取り組みです。修士課程1年目に、博物館で骨格標本展示を手伝う機会を得た際、障がい当事者や高齢者など多様な来館者が快適に見学できる展示方法を模索しました。この経験を通じ、専門知識と個人の視点を融合させた展示づくりの重要性を学びました。また、指導教員が取り組んだ昆虫生産ガイドラインの作成過程を間近で見たことが、昆虫福祉と動物福祉の研究へつながりました。このような実践的な学びが、研究者としての進路に大きな影響を与えたと感じています。

(農学研究科)